修正会・献杯式

 瑞泉寺では大晦日に除夜の鐘が撞き終わりますと、お餅とお酒を宗祖親鸞聖人にお供えし、献杯式がおごそかに執り行われます。引き続き正月元日に新たな年を迎えたお勤めが行われます。

【道宗打ち】・・・太鼓堂にある太鼓と梵鐘との同時打ちが行われます。これは、雪の山道を越えて待ちわびる蓮如上人の許に、上人のお弟子だった赤尾の道宗が到着したという伝承にちなんだといわれております。 続いて本堂から太子堂へ移動し、聖徳太子の誕生会が行われます。

真宗大谷派 井波別院瑞泉寺

真宗大谷派井波別院瑞泉寺。明徳元年(1390)本願寺第5代綽如上人開基。後小松天皇勅願所。夏の伝統行事、聖徳太子絵伝の絵解き説法で有名。三度の火災に遭うも北陸有数の大伽藍として再建。各所の彫刻は井波彫刻の原点とも名高い。