太子伝会

 井波別院瑞泉寺の伝統演説である「太子伝会」は、西暦1710年頃に始まったと伝えられています。聖徳太子のご一生が描かれている御絵伝を元に、絵解き説教がお取り次ぎされ、「聖徳太子二才像」のご開扉が行われます。期間中には特別宝物展・お茶会・生花展などが催されています。

 また、この太子伝会の期間に合わせて、「いなみ太子伝観光祭」が開催されます(金〜日曜日)。別院内や街中において、木遣り町流しや模擬店、氷の彫刻といったイベントが行われます。

真宗大谷派 井波別院瑞泉寺

真宗大谷派井波別院瑞泉寺。明徳元年(1390)本願寺第5代綽如上人開基。後小松天皇勅願所。夏の伝統行事、聖徳太子絵伝の絵解き説法で有名。三度の火災に遭うも北陸有数の大伽藍として再建。各所の彫刻は井波彫刻の原点とも名高い。