太子堂

 大正7年(1918)に井波彫刻の粋を集めて再建されました。約16間(29m)四面、総面積255坪(840㎡)の重層伽藍。内陣中央に後小松天皇より開基綽如上人に下賜された聖徳太子二歳の尊像、両脇壇には開基綽如上人御影と瑞泉寺前住職御影を安置。毎年7月21日から29日まで行われる恒例の太子伝会は、八幅の御絵伝に描かれた聖徳太子のご一生を絵解きされる、全国でも稀な仏事です。

真宗大谷派 井波別院瑞泉寺

真宗大谷派井波別院瑞泉寺。明徳元年(1390)本願寺第5代綽如上人開基。後小松天皇勅願所。夏の伝統行事、聖徳太子絵伝の絵解き説法で有名。三度の火災に遭うも北陸有数の大伽藍として再建。各所の彫刻は井波彫刻の原点とも名高い。